冷やすべき腰痛と温めるべき腰痛の違い
皆さんは腰の痛みを一度でも経験したことはありますか?
腰の痛みには冷やしたほうがいい痛みと温めたほうがいい痛みがあるんです!
今回はどのような時に冷やすべきか温めるべきか解説していこうと思います。
結論から言うと何かきっかけがあったり、急に痛みが出たか
痛めてからしばらくたっていたり、慢性的な痛みか
によって冷やすべきか、温めるべきか分かれてきます。
前半の何きっかけがあったり、急に痛みが出た
場合は基本的に冷やした方がいい腰痛になります。
このような腰痛は急性腰痛といいいわゆる「ぎっくり腰」になっている可能性が高いです。このような腰痛は腰の筋肉に炎症が起きていることが多いので炎症に伴う痛みをおさえるために冷やした方が痛みが軽減することが多いです。
逆に痛めてからしばらくたっていたり、慢性的な痛みでは温める方がいいでしょう。このような慢性的な腰痛は筋肉が硬結しているいわゆる「凝っている」状態になっていることが多いです。凝っている状態とは筋肉が血行不良になっていて固まっているような状態の為、温めて筋肉の血流を良くすることで痛みが和らぐ場合が多いです。
具体的にどういう場合が冷やすべき腰痛か温めるべき腰痛か例をあげて分けていこうと思います。
冷やすべき腰痛の例は「重い荷物を持って腰を痛めた」「朝顔を洗った際に腰を痛めた」「朝起きたら腰が痛かった」など急に痛みが出た場合です。このような場合は冷やした方が良いことが多いです。またこのような状態になってから1週間ぐらいは極端に温めるようなことは避けた方が良いでしょう。
温めるべき腰痛は「ずっと腰に鈍い痛みがある」「ずっと腰が痛い」「ずっと立った時座った時など動きで痛みがある」など長いこと痛みが続いている時は温めた方が良いでしょう。ここでいうずっととは、2週間以上痛みが繰り返している時を指します。
次に冷やしたり、温めたり以外の対処法をご紹介しようと思います。
冷やすべき腰痛の場合
・安静にする
・肩や股関節を軽く動かす
・抱き枕を抱えて横向きに寝る
・立つ時は膝に手を当てて手に荷重をかけて立つ
です。
温めるべき腰痛の場合
・お尻の筋肉のストレッチ
・ももの裏の筋肉のストレッチ
・ウォーキング
・同じ姿勢で長時間いることを避ける
です。
この対処法もあわせてやって頂くと腰痛も軽減することもあるので、是非やってみてください。
痛みが強かったり、痛みが長く続く場合は医療機関にかかることをお勧めします。