自費整骨院で働く柔道整復師の話

ゴールデンステートウォリアーズと千葉ロッテマリーンズのことを配信中

柔道整復師が就職するならどの業種がいいのか

 

こんにちは!す~@ClmGswです。

 

今回は自費整骨院で働く柔道整復師が考える

柔道整復師が就職するならどこにするかを書いていこうと思います。

 

目次

 

 

 

私のこれまでの経歴

まず、私自身のどうゆう流れで今の仕事に就いたのかを話していこうと思います。

健康保険適用の整骨院でのアルバイト

私は柔道整復師の専門学校に在学している時に健康保険適用の整骨院でアルバイトを1年働きました。

そこでは柔道整復師の仕事内容やレセプト業務など実務的なことを経験したくて、働いていました。

そこの職場では院長の他2名の柔道整復師とパートさんとアルバイトの私の計5名が働いておりました。

そこで、整骨院での仕事内容(レセプトや物療など)を柔道整復師の先輩から教えてもらい、この仕事で手取り16万と聞いて私は続けられないなと思い整骨院(特に健康保険適用の)には就職しないことを決めました。

 

資格取得後、最初の勤務先

資格取得後、整形外科クリニックに就職。そこのリバビリテーション科では理学療法士柔道整復師が働いてしました。柔道整復師は主に患者さんへの10分の施術、物療の設置や誘導、包帯やサポーターなどの固定や固定具の説明等の仕事が主で2年後に運動器セラピストという整形外科に勤務する柔道整復師が取れる資格を取り、通所リハビリも行うようになりました。3年目からリハビリテーション科の柔道整復師部門のリーダーもやらせていただきました。そこの整形外科ではデイサービスもやっており、そこでも1.2ヶ月ほど手伝いもさせてもらいました。整形外科では4年間勤務し、退職。

 

将来のことを考えての転職

整形外科のお給料では結婚や出産などでの金銭面で厳しいと考え、完全自費の整骨院に転職をしました。

自費整骨院で勤めようと思ったのは自分で開業するとしたら健康保険適用の整骨院ではなく、自費整骨院を開業したかったので、今のところに転職を決めました。

現在はそこで3年勤務しています。

 

そんな私が考える柔道整復師の就職について

今までの経験も含めて私なりに書いていこうと思います。

 

 

 

 

柔道整復師が就職できる選択肢

健康保険適用の整骨院

お給料の幅は広く、新卒ではそこまで貰えないところが多いです。

また、施術やレセプト業務や物療、受付さんがいないところではお会計もやったりと仕事を覚えることも多く、施術に関しては教わる人によってやり方も様々なので自分の考えややりたいこととの擦り合わせができるかも選ぶ段階で見ておいたほうがいいでしょう!

 

将来、自分で開業(健康保険適用の整骨院)したい人や他店舗での院長などをやりたい人は健康保険適用の整骨院に就職してもいいと思います。

ただ、なんとなくで就職すると職場にもよりますが拘束時間が長かったり、1日にやる患者さんの人数が多かったりと体力がかなり必要な職場ではあるので、そこも考えて就職したほうがいいでしょう。

 

自費の整骨院(健康保険を使わない整骨院

健康保険適用の整骨院と比べ、1人当たりの患者さんの単価が高いところが多いためお給料は比較的、健康保険適用の整骨院と比べて高いことが多いです。

また、自費の整骨院では患者さん1人にかける時間が長いところが多く、健康保険適用の整骨院に比べて1日あたりの施術数も少ないことが多いです。

レセプト業務がないため(カルテなどは書く)覚える仕事もそこまで多くなく、純粋に施術技術などを覚える割合が多いです。

 

ただ、来院する患者さんが支払う金額が高い分通院頻度などを増やすことが大変です。

また、高単価な分患者さんの期待も高くなるためそこのプレッシャーも精神的部分の負担になることもあります。

就職する際は施術方法や患者さんの接し方、対応の仕方など仕組み化できてるところだと比較的早く売り上げも上がり苦労することも少なくなるので、そこらへんも面接する際に質問してみるといいと思います。

逆に仕組み化できていないところだと売り上げが伸び悩んだり、安定しなかったりするので入ってから苦労することが多いです。

 

デイサービス

デイサービスは健康保険適用の整骨院に比べて給料の幅は狭く極端に安いってことは少ないです。

仕事では高齢者と接する仕事なので、そういう対応に自信のある方はいいと思います。

また、施術もしたり場所によってはお茶を出したり体操したり送迎したりトレーニングマシンなどを手伝ったりとやることが多く、高齢者の方なので「具合が悪い」「血圧が高い」など急変することもあるので臨機応変な対応を求められます。

バイタルなどの記録、施術内容の記録、どういう内容で利用したかの記録など

介護の仕事では記録を取らないといけないことが多いので、そこも覚えておいたほうがいいと思います。

 

 

整形外科などクリニック

整形外科でのお給料は安いことは少なく、福利厚生などもしっかりしていることが多いです。

また、仕事の種類も受付業務や患者さんの対応など看護師や受付事務など職員もいることも多く、覚える仕事は健康保険適用の整骨院に比べて少ないような気がします。

ただ、整形外科と整骨院では健康保険の金額などの種類も違いがあり、そういう部分では将来開業したい方は別で勉強が必要です。

 

骨折や脱臼の患者さんも多く専門学校で勉強してきたことが現場で結びつきやすい仕事でもあります。

また、働いている医師によっては整復や固定も柔道整復師がやったりできるところもあるのでそういう部分でも比較的成長しやすいです。

 

就職の決め手は?

ここまでいろいろと書いてきましたが、働く職場によって必ずメリット・デメリットが発生します。そのうえで、将来設計やあなた自身が感じるメリットとデメリットのバランスで決めることが大事だと思います。

また、整骨院や整形外科でも場所ごとに特色や雰囲気などの違いもあるので一度見学やお話などを聞いてから就職先を決めたほうが就職したときに働きやすくなると思います。

今の時代は転職する人が多いので働き出しても転職すればいいやと思うかもしれませんが、時間は有限なので真剣に考えてみてはいかがでしょうか。